パトリンク・トピックス-News&Topics
第2回座談会
2012年8月1日(水)の午後7時より、本年度第2回パトリンクの座談会が行われました。
講師:元日田市長 大石昭忠氏
内容:JICAシニアボランティアによるアルゼンチンでの活動等について
日時:平成24年8月1日(水)19:00~21:00
場所:市民活動室 ポポロ
出席者:3団体8人
中南米における日本の移民政策の歴史や中南米の国々の国情などを、大きな世界地図を用いてわかりやすく説明いただきました。
大石氏が2年間赴任したアルゼンチンは、世界で8番目に大きな面積を持ち、人口は約4100万人。
ラテン系民族特有の陽気な人柄の国であり、またとても親日的な国であるそうです。
農業や畜産業が盛んで、また天然資源に恵まれてもいますが、現在経済はインフレ状況にあり、あまり芳しくはありませんが、ラテン系の国民性がそうさせるのか、のんきに構えている不思議な国であるとのこと。
大石氏はJICAシニアボランティア派遣制度により、専門的な知識やスキルを活かしてアルゼンチンの農作物や資源の貿易・流通の活性化事業に従事なさいました。
特に環境施策に造詣が深く、アルゼンチンでは沿岸のやっかいものとされている海藻を使ったバイオマス発電などにも挑戦したそうです。
残念ながらその事業はうまく軌道に乗らなかったとのことですが、資源を有効に活用するため、人脈を駆使し日本の著名な企業とのマッチングに尽力され、いくつかの商談も成功裏に導いたそうです。
講演のあとの質疑応答ではメンバーから活発な意見や質問が出ました。
その一つ一つに丁寧な回答をいただき、和気あいあいとしたとても楽しい座談会となりました。
7月11日の会議!
平成24年度、7月のパトリンク会議が行われました。
日程:7月11日(水)
時間:19:30~21:00
場所:パトリア日田2F 市民活動室 ポポロ
議題:前回の座談会について、第2回座談会について、視察研修について、その他
今回メインとなったのは、前回の座談会についての感想でした。
「市長のこれまでの取り組みなどたくさん聞けてよかった。」
「自分には、夢があるのかなと振り返ってみた。夢がないと動いていけない。夢、ビジョンを持ちたいと思った。」
「商店街から広がった活動を聞き、新しいくくり(コミュニティ)で動いていくことの必要性を感じた。」
「質問事項を事前に考えてくればよかった。」
「市民活動支援室から市民活動推進課になってどう変わるのかなど聞きたかった。」
など、実際に市長が経験してきたことを聞いて、参考になる部分や自分達に足りないものなど、それぞれの感想が飛び出してきました。
大きい夢と緻密な計算を、どういう運営方法で成功に導くのか…。
考えるという課題を与えられたようで、それが自分達の大きな成長にきっと繋がるはずです。
時間的制限もあり、惜しくも聞けなかったことは、次回に必ず質問してみたいと思います。
そして次回の座談会についても決定いたしました!
日程:8月1日(水)
時間:19:00~
場所:市民活動室 ポポロ
講師:元日田市長 大石昭忠氏
内容:JICAシニアボランティアによるアルゼンチンでの活動等について
こちらも精力的な活動をされている方なので、有意義なお話が聞けるのではないでしょうか(^^)
更に、視察研修についての話し合いも行われました。
おおまかな日程と、候補となる場所を、幾つかピックアップしています。
次回会議で決定できるよう準備万端です。
その他、青年会議所から、あやめプロジェクトと献血活動のお知らせがありました。
次回8月1日の座談会は、多くの人に参加していただけるよう、お待ちしております♪(^▽^)/
第10回 まちづくり市民会議「いっしょに考えん会」
2012年6月22日(金)の午後7時30分より、パトリンクの座談会が行われました。
※本年度第1回座談会
(日田市 原田啓介市長、第10回まちづくり市民会議「いっしょに考えん会」)
テーマ:市民活動推進のための環境づくり
場 所:パトリア日田2階 市民活動室 ポポロ
参加者:計18名
今回の座談会は、市長としての立場より、過去にまちづくりを率先して行った経験をメインに、お話を伺いました。
日田市の取り組みとしての「ソーシャルビジネス養成」が開始されることを機に、各団体が更に一歩ステップアップするために有意義なお話が聞けたのではないかと思います。
ボランティア活動という枠を超え、地域を大きく発展させるような、パワフルな事業に繋げて欲しいという期待を感じました。
濃い内容の中にも、時折笑いが起こるような、穏やかな座談会となった今回。
過去に携わったまちづくりの経験の中で、
・覚悟と綿密な計算の必要性。
・どれだけの人を巻き込めるか。
・経済効果を考えながらの事業展開。
・組織として継続させるための経営。
という話が出ました。
まちづくりも、企業経営と同じ感覚で行うことの必要性は、非常に共感できる部分です。
各団体の問題として、人がなかなか集まらないという話の中、当時と現在での生活スタイルの違いがあるのではないかというやり取りもありました。
情報が溢れる時代に生活する人達が、好きなことを選べることで、一点集中型が難しくなっていたり。
趣向の違う団体が数多く存在し、分散されているような気もします。
個人的にはスケール感の違い、ハングリー精神のようなもの、統率力が、当時と今とでは大きな差があるような感じがしました。
「支えて貰おうと思わないこと」
「リスクは自分で背負う」
「最後の形を想定して、そこに突き進む」
各団体が抱える問題に対して、「もっと出来るだろう」という、後押し的な言葉が多かったのが興味深かったです。
まだまだ大きいことは出来そうだし、やらなければいけませんね(^^)
そう感じさせられた、第10回 まちづくり市民会議「いっしょに考えん会」でした。
4月19日の会議!
平成24年度、第1回パトリンク会議が行われました。
日程:4月19日(火)
時間:19:30~21:00
場所:パトリア日田2F 市民活動ポポロ
本年度第1回目の会議は、新たなメンバーも加わり、「交流」を目的としたパトリンクの魅力を再確認できるものとなりました。
自己紹介、役員選定、本年度の会議・座談会・視察内容を大まかに決定。
各団体の近況情報やイベント案内なども発表。
座談会に呼びたい講師や視察に関しての話題は、メンバーそれぞれが持つ人脈なども見えて、非常に興味深いことでした。
まちづくりは「人」を第一に考えます。
パトリンクは交流の場ですが、メンバーのみならず、それぞれのメンバーが関わる人達とも交流を図ることができたりします。
その交流が広がり、大きな輪になれば、きっとその時は素晴らしい「まち」になっているでしょう。
新しいメンバーが参加し、新しい視点から物事を考え、常に刺激し合う事。
各団体やメンバーの交流、知識・情報の共有、そして人脈までもが繋がっていきます。
年度を重ねる度に、若いまちづくりグループの活動の力になると、確信しました。
2月21日の会議!
第9回パトリンク会議が行われました。
日程:2月21日(火)
時間:19:30~21:15
場所:市民活動支援室
【議題1】1月の座談会 株式会社禊川 森山奈美氏の講演を聞いての感想など
今回の会議は前回お越し頂いた、株式会社禊川 森山奈美氏の講演についての感想が主となりました。
「歴史的・文化的な資源、工芸品・立地条件、施設などを総合的にプロデュースしてまち育て活動をされている。」
「JCと関わりの深い会社であるため、日田のJCのメンバーにも話を伝えたい。」
「株式会社でやっているのがすごい。」
「社長の意志の強さ。あれぐらいの強さがないとできないのかもしれない。人間として印象深い。」
「行政と協働で計画的に様々な分野に入り込んで活動をしている。」
「まちづくり会社設立時に計画的な事前準備がされており、資本が大きい強みがある。」
「日田では今のところ取り入れるのは難しいかもしれないが、できること・できないことを見極めて、プロジェクトの立て方や資金調達方法などいいところを学んでいきたい。」
「他の地域のまちづくりでの成功事例を生かしている。まちづくりに対する土壌が豊かでコミュニティビジネス・ソーシャルビジネスで雇用を創出している点が素晴らしい。」
などなど、株式会社とボランティア活動との相違はありますが、それを慎重且つ大胆に行っていることに、メンバー一同関心しきりでした。
ビジョンを持ち、それを確実に実行していくことを、改めて考えさせられた講演だったと思います。
「私たちも頑張るぞ!!」上記写真のように、メンバーのヤル気も最高潮に達しました!
【議題2】近況報告について
●青年会議所 まちづくり委員会より
あやめプロジェクト
3月4日(日)13時~ 台霧の瀬付近であやめの球根2000株を植栽します。
ぜひご参加ください!
●日田ラボ より。
3月11日(日)パトリア日田小ホール
13時30分開場 14時開演
日田ラボ平成23年度総括シンポジウム+第21回ご隠居カフェまちづくり交流研究会を開催します。
ぜひご来場ください!
【議題3】3月のパトリンク会議について
3月9日 (金)19:30~
23年度最後のパトリンク会議です。
全員出席でお願いします!!
第3回パトリンク座談会
今回は、日田ラボ+パトリンク共催で特別講演会を開催しました。
講師は森山奈美さん。
石川県七尾市にある民間のまちづくり会社 株式会社御祓川の代表取締役をされています。
是非是非、日田に来て欲しい!ということで、お願いしたところ、幸い1月に九州に仕事で来られるということで、実現しました。
テーマは「七尾市から発信するわくわくまちづくり~まち育て・みせ育て・ひと育て~」
さて、午後6時30分からの講演会には、30人ほどの方に来て頂きました。
逆さの日本地図を見ながら、何かわかりますか?見たことありますか?
日本地図っていうのは、何となくわかるけど・・・・という感じの会場に見慣れた向きを変えただけで随分と印象が変わりますよね?と森山さん。
確かに、その何だか違う感じというのは、まちに関わる時に、様々な視点から見る事の大切さに繋がるような気がします。
森山さん達の会社、株式会社御祓川が出来る前のこと。
昭和の終わり、七尾市ではJCによる「マリンシティ構想」という港とまちを一体的に元気にしよう!という構想が作られました。
江戸時代から、昭和の中頃まで大変賑わっていた港が、昭和の終わりには手が付けられないほど元気がなくなってしまった。
もしかしたらこれから100年後には無くなってしまうのではないか?
そんな危機感から生まれた「マリンシティ構想」は、港の物流そのものの賑わいは取り戻せなくても別の賑わいで町を活性化しようと平成3年に能登食祭市場、平成7年にパトリア(再開発ビル)を作りました。
港と町(七尾市駅前周辺)が、近いと言っても、無計画にいわゆるハコモノを作っても、後に続きません。
点を線に、さらに線を繋ぎ面へのシナリオを作っていきました。
ここで重要なのは、行政からさせられたのではなく、「市民が自分達で作っていくんだ!」という気持ちと覚悟と行動。
そして、自分達で資金を集め、株式会社を立ち上げました。
七尾市の中央を流れる「御祓川」を七尾文化を支えるシンボルとして「ちいさな世界都市ななお」を目指し取り組んでいきます。
「小さな」というのは、七尾のまちそのもの。
そして「世界都市」というのは、ニューヨークや東京のような「世界都市=大都市」ではなく、世界へ通じる考え方・サービスを持つまちという意味だそうです。
日田もそうですが、昔は、自然と循環していた川の水が、いつしかよどみ、汚くなってきました。
御祓川も例外ではなく、川で遊ぶ子どもも減り、市民そのものがあまり近寄らなくなった。
そこで、「川と市民の関係を取り戻す」ために、昭和の終わりのマリンシティ構想を軸にさらに深く広く進めていきます。
活動の3つの柱、マチ・ミセ・ヒト
【まち育て】
昔きれいだった御祓川をみんなできれいにしよう!と大学と連携して御祓川研究会を発足。
さらに、川への祈り実行委員会を作り、川の浄化に取り組んでいます。
【ひと育て】
ふるさとの川セミナーやキャンドルナイトを市民か企画してまちを楽しむサポートをしたり、橋の架け替えなどには、テーマを持たせ、市民参加で考える仕組みを作っています。
【みせ育て】
川沿いに良い店を!ということで、㈱御祓川が管理する建物に、定休日はライヴハウスに変身する美容院があったり、ギャラリーや地元の醤油「いしり」を楽しめる飲食店があったりイベントとともにまちの中の経済活動の一端を担っています。
川が浄化し、自然資源が活用されれば、一人でもまちの人が川に近づいてきます。
そして川沿いに店があれば、そこで買い物をしたり、何かしらの経済活動が行われます。
そこで行き交う人たちの交流が生まれていけば、ぐるっと3つの柱がつながり、持続可能な社会へとなっていきます。
また、ここから発展した現在では、能登スタイルというサイトを運営。
ここでは、能登の美味しいものから、工芸品、さらに商品開発まで関わったものなどがズラリと並びます。
素晴らしい商品があるのに、地元以外への情報発信が難しい方や店のサポートという一面もあります。
そして能登留学という学生のインターンシップ受け入れサポートも始めています。
実際にインターンシップで4ヶ月間働いた学生の提案で、地元のスーパーに新しいコミュニティが生まれたということもありました。
株式会社御祓川は、国・県・市の行政や企業・学校・市民団体・商店街・個人さまざまなヒトやモノやコトをゆるやかに繋いでいくことを自分達のミッションとしているようです。
さて、ここでまちづくりには2つの形があります。という森山さん。
A まちづくり会社型
主体がはっきりしていて、自己責任。自分達で債務保証もする。
リスクもあるけど、「やる」という覚悟がハッキリしている。
スピードがあり、行動も起こしていく。
B ワークショップ型
みんなで楽しむ。ゆるやかな関係。
あまりお金はかけず、時間をかけながら、取り組んでいく。
どちらか一方で取り組んでいっても、上手く進みません。
そこは、バランスが必要。
Aは、行動力はあってもそこに関わる人たちだけになっていき少数精鋭になっていくこともあります。
そうすると「関わった人たちだけのまち」になってしまいます。
Bは、みんなで楽しむことは大切ですが、責任がない分、振り返りや反省なく、次の展開に繋げていくことが少し難しくなります。
ただ市民参加にはハードルを下げ、「参加しやすくする」ことも重要です。
どちらも大切ということです。
そして地域の問題をどうやって解決するか?ということには、
1.哲学(繋がりと関わりをつくり、意識させる存在)
2.技術(資源のやりくり・地域経営)
3.行動
が必要とのこと。
きちんとした理念をたて企画し、誰がどう動いていくのか、どう動かしていくのか。
芯がしっかりしていれば、大丈夫ということのようです。
「どんなまちにしたいのか」「どんなまちで暮らしていきたいか」を考え、
一人一人が地元自治に関わっていくことは、なんと「幸福度」にも繋がっていくとのこと。
七尾市の人口を増やしたいのではなく、「地元住民の質を高める」という森山さんの言葉には、「自分のまちに納得して住み暮らす」という当たり前だけど、意外とおざなりにしている日々の暮らし方を、きちんと見つめ直さなければという気持ちになりました。
最後に審議応答の時間やプチ交流会も盛り上がりました。
どんなささいなつぶやきにも、耳をかたむけていきたいと思いました。
お忙しい中、日田に来て頂いた森山奈美さん、
また、ご来場のみなさん、パトリンクのみなさん、市民活動支援室のみなさん、ありがとうございました。
串間市人材育成推進協議会の皆様との、交流会!
11月26日、27日に宮崎県串間市人材育成推進協議会の皆様と、懇親会・交流会を行いました!
お迎えする側としては、せっかく遠くから来て頂いた皆様に、少しでも有意義な時間を過ごして頂けたのなら、嬉しい限りです。
11月26日の夜は、懇親会でお酒を交わしつつ、楽しい時間を過ごしました(^^)
串間市と日田市のイメージが、お互いハッキリと解らない状態で始まりましたが、時間と共に土地のイメージが湧いてきました。
笑いが絶えることのない、親睦を深めるための懇親会は、大成功だったように思えます。
そして翌日午前からは、パトリア日田2F市民活動支援室にて、意見交換会を行いました。
前日の和やかな雰囲気を残しつつ、真剣な表情での「まちづくり談義」。
写真を見ての通り、活発な意見の交換が行われました。
「若い人が地元に残る、あるいは地元に帰ってくるためにはどうすれば良いのか?」
「各団体との連携をスムーズに、且つ効果的に行う方法はないのか?」
「地域の人の理解・協力はどうすれば得やすいか?」
非常に内容の濃い時間になったと思います。
また、イベントに関する内容では
「イベントのマンネリ化をどう打開するか?」
「イベントに必要な人員を、団体同士で補い合うことで、メンバー自体が疲弊する」
などの問題点に対して、
「外国人や他県の人など、新しい目線や意見を取り入れることで、イベントが活性化するのでは。」
「イベントに携わる人間が楽しい雰囲気を醸し出すことで、周囲の人達を巻き込めるのではないか。スタッフが義務を感じると敬遠されてしまう。」
「ちょっとした挨拶や笑顔で、空気が変わるし人も変わる。」
「人の気持ちを変えるには、自分が変わらなければならない。」
「押し付けではなく、いつの間にか共感していける関係性を築くことが大事。」
「行政の得意分野(金銭的なもの・情報・市有財産など)を、うまく引き出して協働していくとよいのでは。」
「団体の長同士だけが交流・意見交換をするのではなく、団体みんなで集まって交流ができるようになると、ネットワークが広がり新しいアイデアも出てくる。」
「気軽に協力依頼ができる関係作りが必要。」
などなど、まちづくりに携わっている人の意見が、一斉に飛び出した感じです。
多くに共通しているのは、「人」ですよね、やっぱり。
スタッフ同士、団体同士、地元の人との関係。
最も難しい点であるようにも思いますが、これをクリアすれば、大きな飛躍になるに違いありません。
パトリンク目線で言うと、外から見た日田のイメージを聞くことが出来たのも、1つの収穫でしょう。
今後にどう活かすかは、我々次第です。
そして、お互いが抱えていた問題点で、共通のものが多かったのは、個人的に驚きでした。
串間の皆さんの人柄の素晴らしさ、そして情熱を感じ取ることが出来たのが、何より嬉しかったです。
串間市人材育成推進協議会の皆様、遠方からお越しいただきまして、ありがとうございました!!(^0^)/
またお会いできる日を楽しみにしております。
-パトリンクメンバー一同-
10月14日の会議!
10月14日金曜日に、第6回パトリンク会議が行われました。
11月26日に視察に来られる青年団体連合会様との交流について
懇親会、及び、交流会を開催するに当たっての詳細を話し合いました。
せっかく遠方から来て頂くので、楽しく且つ有意義な時間を過ごして欲しく思います。
翌日11月27日には、交流会を市民活動支援室にて。
活発な意見の交換ができるよう、こちらも準備しておく必要性があります。
お互いに、何か得られるものがあるという確信みたいなものを感じます。
色んな意見交換ができるという想像をしながら、楽しい話し合いとなりました(^▽^*)
その後、来年度(平成24年度事業)についての話し合いが行われ、基本的には本年度と変わらないスタンスで進もうと言うことで一致しました。
今回参加できなかったパトリンクメンバーからの意見も、今後、参考にしつつ、柔軟に対応して参ります。
なお、若者まちづくりパトリンク会議、12月の日程も決定しました!
12月8日(火)の19:30~となっております。
場所は市民活動支援室(パトリア日田2F)
皆さんのご参加をお待ちしています~♪(^0^)/
第2回パトリンク座談会
2011年9月27日の午後7時30分より、パトリンクの座談会が行われました。
※本年度第2回座談会
講師
東峰村ツーリズム協会 会長:小野 豊徳 氏
東峰村役場地域振興課ダム係:井上 大祐 氏
『婚活!素敵な出会い応援事業』と題して、講師お二人にお話をお伺いしました。
日田商工会議所青年部が、婚活パーティを定期的に開催することもあって、嬉しい企画でした。
1.東峰村ツーリズム協会の取り組みについて
観光や婚活イベントの情報発信、事業としての展開方法などをお話いただきました。
2.婚活事業について
コンセプトや目的を明確にすることの重要性に、思わず納得。
運営内容など、細かいことも聞くことができ、非常に興味深かったです。
具体的な事例も挙げて頂きまして、解りやすかった!
3.婚活事業に失敗しないためには
一番重要な部分で、聞く側も熱が入ってしまいます。
企画を入念に行い、しっかりとしたイベントへと昇華させること。
スタッフ自身が楽しめるようにすること。
いかに参加者の立場になって、企画を考えられるか。
企画から、運営、そして評価を必ず行い、それを情報として発信し続ける。
これが成功の条件であるとのことでした。
婚活以外のイベントでも、同じことが考えられ、各団体メンバーにも有意義な時間となりました。
4.質疑応答・まとめ
参加者からの質問を、丁寧に答えていただきました。
今回は、東峰村から来ていただきまして、誠にありがとうございました。
パトリンクメンバーにとって、貴重な時間となりました。
1つの団体に必要な情報を得ることができ、かつ他の団体にとっては新鮮な情報となります。
また、客観的に見ることが出来る他団体による新しい意見なども期待できます。
パトリンクの魅力の1つは、交流を通じて、次へつなげる(成長)ことが出来るようになる。
今回の座談会によって、また1つ、その新しいパターンが確立できたのではないかと思っています。
パトリンク視察研修~湯布院~Part3
7月17日パトリンク由布院視察9:00~17:00
視察感想
初めに玉の湯、溝口さんよりお話頂きました。
溝口さんの日田在住(日田博物館時代)から始まり~日田の人は「3代続かなければ日田人」じゃないみたいなところあり且つ伝統を重んじるところがあるね!
みたいな話しから溝口家への養子縁組~後継者の話し~徐々に中谷さん志手さんとの由布院の「まちづくり」についての話をしてくだいました。
○癒し・暮し・こんなところに住みたいなという所をつくりたい。
○友達を大切にする、優等生じゃなく個性のある人と友達になり自分自身もなんらしかの個性をもつ
○色んな人に出会い話しをする、その繋がりでまた紹介してもらい、そこから得た情報いかに巧く活用し伝えるか!(たてに伸ばすのではなく横に伸ばしていく)横に伸ばすには近所隣りと仲良くし情報の交換をする、情報公開により差別化をなくす。
○けっして経済の繁栄してる所が暮らしやすいわけではない!身の丈にあった所に住むのがよい(見つける・出会う)
○心だけじゃなく形のまちづくり
○まちづくりファンを増やしていく(リピーター)
○しなやかに、したたかに、初めから出来ないと言わない!
○くらしの流儀、まちを想う人材が何人いるかを把握しとく
とのような話しをしていただきました。
また、現在の玉の湯社長の桑野和泉さん(娘さん)には食―食べ歩き(良いもの)を、お金惜しまずさせたと!食を知ることは旅館業は勿論・地域にとっても大変大事なことだとおっしゃってました!(妙に納得しました。)
最後に質疑応答にて小池くんが日田の人は出る杭打つみたいなところがあるのですが、なくすにはどうしたら良いですかとの質問に、溝口さんは私も試みたが私には出来ませんでしたと答えられました。(僕らの世代が変えていかないと!と思った。)
あと、まちづくりのアドバイス的なことで
○遊ばないとアイデアは出てこない(個性ある人と)
○まちをプロデュースする人・ディレクターが必要
○日田はもっと自由な風土をつくらないといけない
○交流を図るこの人って!人を見つける
日田は由布院より恵まれた所!大変もったいないと言っておりました。
私も今、日田青年会議所にて「まちづくり」系の委員長を務めるうえで、大変味深い話しを頂戴したなと思いました。
只、反省すべき点として、こちら側としての準備不測があったなと思いました。
やはり貴重なお話を伺うにあたり事前のミーティング(勉強会)が必要だったと感じました。少々お客さん気分での訪問で失礼いたしました。
渕上さんの実際歩きながらの視察も大変良かったのです。
通常の観光道ではなくチョイ裏道での散策(クイズあり)小池くんの一発回答などなど面白かったです。
(が!歩く・観るに夢中でメモを全くとってなかったです。反省)
フローラハウスの清水さんからは、溝口さん世代~「まちづくり」の後輩・後継者的存在の話(最近のゆふいん)をお聞きしました。
(が、途中で電池が切れ切れ状態でメモリー不足でした。寝てはないですよ!)
若干参加数が少なかったのは残念でしたが、第1回目視察としては良かったのではと思いました。
中々、由布院の手法は日田に当てはめるのは難しいかな~と思いましたが、思考的にはかなり参考になった話もありましたので、今後の日田の「まちづくり」「ひとづくり」に活かせていけたら良いなと思いました。
今回、企画準備された事務局・活動支援室様方々(T.Iくん)ありがとうございました。
お疲れ様でございました。
by K.M
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