9月, 2011年
パトリンク視察研修~湯布院~Part3
7月17日パトリンク由布院視察9:00~17:00
視察感想
初めに玉の湯、溝口さんよりお話頂きました。
溝口さんの日田在住(日田博物館時代)から始まり~日田の人は「3代続かなければ日田人」じゃないみたいなところあり且つ伝統を重んじるところがあるね!
みたいな話しから溝口家への養子縁組~後継者の話し~徐々に中谷さん志手さんとの由布院の「まちづくり」についての話をしてくだいました。
○癒し・暮し・こんなところに住みたいなという所をつくりたい。
○友達を大切にする、優等生じゃなく個性のある人と友達になり自分自身もなんらしかの個性をもつ
○色んな人に出会い話しをする、その繋がりでまた紹介してもらい、そこから得た情報いかに巧く活用し伝えるか!(たてに伸ばすのではなく横に伸ばしていく)横に伸ばすには近所隣りと仲良くし情報の交換をする、情報公開により差別化をなくす。
○けっして経済の繁栄してる所が暮らしやすいわけではない!身の丈にあった所に住むのがよい(見つける・出会う)
○心だけじゃなく形のまちづくり
○まちづくりファンを増やしていく(リピーター)
○しなやかに、したたかに、初めから出来ないと言わない!
○くらしの流儀、まちを想う人材が何人いるかを把握しとく
とのような話しをしていただきました。
また、現在の玉の湯社長の桑野和泉さん(娘さん)には食―食べ歩き(良いもの)を、お金惜しまずさせたと!食を知ることは旅館業は勿論・地域にとっても大変大事なことだとおっしゃってました!(妙に納得しました。)
最後に質疑応答にて小池くんが日田の人は出る杭打つみたいなところがあるのですが、なくすにはどうしたら良いですかとの質問に、溝口さんは私も試みたが私には出来ませんでしたと答えられました。(僕らの世代が変えていかないと!と思った。)
あと、まちづくりのアドバイス的なことで
○遊ばないとアイデアは出てこない(個性ある人と)
○まちをプロデュースする人・ディレクターが必要
○日田はもっと自由な風土をつくらないといけない
○交流を図るこの人って!人を見つける
日田は由布院より恵まれた所!大変もったいないと言っておりました。
私も今、日田青年会議所にて「まちづくり」系の委員長を務めるうえで、大変味深い話しを頂戴したなと思いました。
只、反省すべき点として、こちら側としての準備不測があったなと思いました。
やはり貴重なお話を伺うにあたり事前のミーティング(勉強会)が必要だったと感じました。少々お客さん気分での訪問で失礼いたしました。
渕上さんの実際歩きながらの視察も大変良かったのです。
通常の観光道ではなくチョイ裏道での散策(クイズあり)小池くんの一発回答などなど面白かったです。
(が!歩く・観るに夢中でメモを全くとってなかったです。反省)
フローラハウスの清水さんからは、溝口さん世代~「まちづくり」の後輩・後継者的存在の話(最近のゆふいん)をお聞きしました。
(が、途中で電池が切れ切れ状態でメモリー不足でした。寝てはないですよ!)
若干参加数が少なかったのは残念でしたが、第1回目視察としては良かったのではと思いました。
中々、由布院の手法は日田に当てはめるのは難しいかな~と思いましたが、思考的にはかなり参考になった話もありましたので、今後の日田の「まちづくり」「ひとづくり」に活かせていけたら良いなと思いました。
今回、企画準備された事務局・活動支援室様方々(T.Iくん)ありがとうございました。
お疲れ様でございました。
by K.M
パトリンク視察研修~湯布院~Part2
由布院玉の湯さんと、柚富の郷彩岳館さんで昼食、彩岳館専務の渕上さん(由布院旅館組合 組合長)にクアージュ由布院から仏石寺(ぶっこくじ)までの案内ならびに散策、それからフローラハウスの清水さんから、グリーンツーリズムと由布院文化・記録映画祭などを通したまちづくりのお話をお聞きし帰宅いたしました。
貴重なお時間を頂いて多くの皆様と由布院が学べたことを嬉しく思っております。
バスの中で、自己紹介をしながら、由布院の話をし、自己紹介をしました。皆様、まだ初めて同士の人ばかりで緊張のなか行われたように思いました。
最初の高速を訪問場所、玉の湯さんへ向かうときに、ところどころ変わった感じがいたしましたが、連休中日のということもあり沢山の方が由布院へ御越しになっていました。
玉の湯さんの入り口に向かう途中もなんとも懐かしいよう幻想的な宿やお店のしくみがしてあり、私たちも何か御伽の国のようなものにに引き込まれそうな各店舗が趣のある設えをしており、その物語の要素となっているような不思議な印象がしました。
歩くよりもバスの目線でみたからこそまた新しいものが見えたのかもしれません。
バスも高い位置からの目線なのですが、同じような目線をあの狭く人間が歩いて楽しい
道を感じるには、人力車に乗れば味わえるのではないかと思いました。
玉の湯さんに入るときも沢山の従業員さんのお出迎えの中、玉の湯の会議室へ案内されました。そのお出迎え時のスタッフの数や笑顔に皆さんびっくりしているように思いました。私の方も働いていたことがあるのですが、こうだったかなと驚いてしまいました。
そして、みんな席につき、溝口薫平さんの講和を聞きました。
私たちが日田市からきたメンバーであったため、溝口さんが玖珠町出身で、日田高校出身、日田市博物館勤務をしていたこともあり、多くが日田のことを話されていました。
日田には多くの弊害も沢山の圧力もあるが、日田は歴史も自然も水もなんでもあると恵まれているとおっしゃっていました。またメディアもどこに出るかが重要であるということと、真剣に町、村について話せる仲間が必要だということを学びました。
質疑応答であまり意見が出ませんでしたが、小池君が日田市では出る杭は打たれる。日田ではどうすれば自分の意見が言えるか。という質問に対して、溝口さんが、日田では無理だったという場面が印象的でした。
お次に盛大な見送りのもと柚富の郷 彩岳館さんへ参りました。
繁忙期の連休ではやっていないお料理を作って頂き、とっても美味しいお料理を皆さんで頂きました。ほうじ茶も美味しかったです。
そして、お次に彩岳館の渕上さんとともに散策を、クアージュ由布院からはじめました。由布院の裏街道を通り、由布院の歴史から文化、風習などをならいました。
「蝗攘祭(こうじょうさい)」のために橋をつくり変えたお話や、由布院の語源、様々なお話を聞くうちにこんなに近い由布院には沢山の魅力があるのだと再認識いたしました。
そして、仏石寺まで行きバスに乗りフローラハウスに参りました。
清水さんの文化・記録映画祭とグリーンツーリズムを通したまちづくりの話を聞きました。湯平の旅館の息子さんであるため旅館のこと、由布院の旅館のことなど映画以外にも沢山の知識があり、勉強になる話でした。文化・記録映画祭は宿泊客が増えるようなものではないがコアなファンが集まり、文化的な活動を毎年することにより、由布院が文化的なイメージアップと深みが生まれるという話を聞けました。
終わりに話を聞くうちに、それぞれの方々が由布院の魅力を語り、由布院に対して愛着を強くもっていることと、全国的にも通ずる語り手であり、由布院は真剣に町のことを方達で出来てることに私としては強く羨ましく思ったし、日田市もそうならなければと思いました。
by T.I
パトリンク視察研修~湯布院~Part1
日田の博物館立ち上げに尽力された溝口さんが、日田への思い
・「3代続かないと日田人ではない。伝統・文化・人材はあるが、街づくりがしづらい土地柄。日田にはブランド力があり、ただボスが多すぎて足の引っ張り合っている」由布院は歴史がないが、何もないのである意味やりやすかった。」
→天領という過去に甘えず、自我作古という意気込みと連帯性をもって取り組んでいきたい。
名刺に住所ではなく、九州由布院盆地と記載していることに関連して
「県とか市とか関係ない。そうした視点で物事を見ていかないと発展はない。ライバルではなく、戦友」との指摘に、今こそ地域内・地域間の連携が必要だと感じた。まずは日田の魅力を高めていかなければ、連帯に結びついていきいかない。
100年単位の街づくり
有名になったから、そこに満足するのではなく、由布院の保養地的な街づくりとしての原点に戻ろうとしている共感した。3箇所を回って全体的に思ったのは、人当たりのよさ、人柄も由布院の魅力と感じた。
余談、
由布院の若い人たちとの関わりも持てるとよかったかと思います。
事前に名簿も渡すことも学びました。
by M.N
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